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Java Cardプラットフォームのワークステーション開発環境(「Java Card Workstation開発環境」または「Java Card WDE」)ツールを使用すると、Java CardアプレットをROMでマスクされているかのようにシミュレートして実行できます。カード環境をエミュレートします。Java Card WDEは、Java Card仮想マシンの実装ではありません。Java仮想マシンを使用して、Java Card REをエミュレートします。マスクされたパッケージを表すクラスファイルは、Java Card WDEのクラスパスで利用可能でなければなりません。Java Cardプラットフォームリファレンス実装のバージョン2.2.2リリースでは、Java Card WDEはJava Card Remote Method Invocation(Java Card RMI)のサポートを追加します。Java Card WDEでサポートされていないJava Card RE機能の一部は次のとおりです。-パッケージのインストール-永続的なカードの状態-ファイアウォール-トランザクション-一時的な配列の消去-オブジェクトの削除-アプレットの削除-パッケージの削除jar、api.jar(暗号化拡張機能付き)およびapduio.jarファイル。Java Card WDEのメインクラスはcom.sun.javacard.jcwde.Mainです。Java Card WDEを起動するためのサンプルバッチとシェルスクリプトが提供されています。